体質をととのえるためにファスティング

あなたがもし冷え症や肩こりや腰痛に悩んでいるとしたら
中々痩せられない、今までダイエット法を試したけどリバウンドしてしまうとしたら
アレルギーが酷くて薬が手放せないとしたら

ファスティングをすることで変わる可能性があります。

上で書いた《冷え症・肩こり・腰痛・肥満・アレルギーの症状》すべてに共通することがあります。

それは、
腸内に炎症状態があることです。

そして炎症を引き起こす原因になるのは、じつは腸内環境の乱れです。

ファスティングは腸を含め消化管を休ませることで、乱れた腸内をリセット出来ます。
それが体調をととのえることにつながるのです。

消化器官は私たちの身体の外にある

受精卵が細胞分裂を繰り返して最初に出来る器官は《腸管》です。

脳や心臓より先に腸管が発生するのは、すべての生物に共通しています。 

たとえば、ミミズやイソギンチャクのように脳がない生物でも腸はあります。

腸は私たちの生命維持のため大事な器官で、古代の人たちもその重要性を認識していました。

東洋医学では《脳腸相関》という考え方があります。

古代ギリシャのヒポクラテスは、《すべての病は腸からはじまる》と考えていたそうです。

最近、この考え方が間違っていないことが医学的に証明されてきました。

腸内環境の状態が、脳への神経伝達物質に影響をあたえるし、脳へのストレスが腸内細菌にもなんだかの影響を及ぼすことも科学的に証明されています。

腸を元気に保つことが、病気や不調の予防改善につながるのです。

口から肛門までつながる消化管は身体の外側に向いています。
腸は私たちの体の中にありますが、じつは外側に開いている器官です。

腸は身体の免疫細胞の7割が集まる場所

身体の外に開いている消化管は、異物や病原体が侵入しやすく、これが血液内に入っては大問題です。

なので免疫細胞のじつに7割が腸粘膜に存在しています。
そして腸内に住む腸内細菌も免疫の手助けや私たちに有益な栄養素を作る働きをしています。

免疫と腸内細菌はお互いに助け合っているのです。

腸内環境が原因で起こりうるもの

消化器内科のドクターの話では、

下痢や便秘
高血圧や脂質異常
脂肪肝や肥満
花粉症やカレルギー疾患
鬱や不安症、睡眠障害
認知症

など
どれも腸が原因なのと思える症状です。
病気とはいえない身体の不調も、その要因に腸があると考えて良さそうです

妊活の第一歩は体質をととのえること

あなたの身体が良い状態でなければ、妊活をはじめても思う結果につながらない。
まずは体質を変えることです。

体質が変われば、すべてが良くなっていくと私は考えています。

【羽村市の妊活整体】提携管理栄養士さんの紹介

当院のオンラインファスティングでもサポート

当院のファスティングサイトをご訪問頂いた方はご存じだと思います。
もしまだ見たことがない、知らないというあなたには、是非一度ご訪問頂けるとうれしいです。

オンラインファスティングHP

当院には提携している管理栄養士さんがいます。

あなたの身体のことは私達施術家が、専門的な栄養アドバイスや食育指導は、栄養の専門家におまかせする。

この方がより専門的に具体的なアドバイスが出来ると、私は考えています。

今回その管理栄養士さんから、ご自身のプロフィールを公開してもいいですよと快諾いただけたので、皆さんにご紹介します。

 

プロからの栄養アドバイスで妊娠しやすい身体づくりを

当院で栄養アドバイスを体験された方から、「佐藤先生は、とても気さくでわかりやすい説明で良かった」という評価をいただいています。

女性ならではの視点とすぐに実践できる栄養サポートが、妊活されているあなたの心強いサポーターになってくれます。

当院の妊活サポート整体や妊活ファスティングのサポートとして栄養サポートを組み合わすのはもちろん、単独で栄養相談だけでも可能です。

お気軽にお問合せください。

腹囲と身長の差は半分までに抑えよう

妊活に取り組んでいるあなたが、もし太っていることを気にしているならこのブログはお役に立つかもしれません。

メタボリックの予測は腹囲・身長比のほうが正確

最近あまり耳にしないメダボリックシンドロームの言葉、内臓周りについた脂肪量を予測する数値として男性は腹囲85㎝女性は90㎝未満が正常とされています。

この数値を超えたら動脈硬化や内臓脂肪の蓄積があるといわれていました。
最近はこの数値とBMIと血圧、血糖、血中脂質の数値に異常があればメタボ健診でメタボリックシンドロームと診断されます。

これより簡単にメタボリックシンドローム予備軍かどうか調べる方法があります。
一般的に《ウェスト身長比》といいます。

隠れ肥満度 をウエスト ÷ 身長 で計算するものです。
この数値が0.5を超えるかどうかで、あなたの隠れ肥満度がわかります。

この数値は子供には適応しないのですが大人の場合は、BMI(ボディマス指数)より正確といわれています。

成人の男女でこの数値が0.5を超えると生活習慣病にかかる割合が増えているという研究からこのウェスト身長比が注目されるようになりました。

妊活をされているあなたは、この数値をチェックして見てくださいね。

内臓脂肪はつく場所が問題なんです

内臓脂肪がつく場所によって健康リスクが変わるというのが医療の常識になっているようです。

中でも肝臓や脾臓内に蓄積した内臓脂肪は、内臓周りに付いた脂肪より健康リスクが高いといわれます。

肝臓が脂肪肝になると、インスリン抵抗性を引き起こす危険性が高くなります。
これは肥満や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とも関連します。

健康診断や血液検査で血糖値が高めの方は、ウェスト身長比とあわせて要チェックです。

 

妊活ファスティングの準備食回復食におすすめの野菜スープ

野菜のファイトケミカルを身体に取り込もう

以前ブログでも紹介したことのあるハーバード大学式野菜スープ(ハーバードスープ)は、妊活ファスティングをおこなう際の準備食やファスティング後の回復食になります。

この野菜スープは、アメリカ国立ガン研究所が中心になって1990年代におこなった《デザイナーフードプロジェクト》のガン予防の可能性がある野菜に選ばれた食材から選択されています。

野菜のファイトケミカルとは、ギリシャ語で《植物の化学成分》という意味です。
植物が虫や鳥などから自らを守るために作り出した成分です。

この成分は、

① 抗酸化作用:活性酸素の働きを抑えて細胞の酸化を防ぐ
② 抗がん作用:遺伝子を傷つける物質の抑制
③ 免疫作用 :免疫力を高めたり、免疫バランスを調整する

などの作用があり、食べることであなたの身体を感染症やガンや生活習慣病から守る力があるといわれています。

それをまとめたものが、デザイナーズフードピラミッド(ファイトケミカル食品ピラミッド)として公表されています。

ハーバード大学式野菜スープ(ハーバードスープ)は、高橋弘医師がハーバード大学医学部の大学院に勤務していたときに考案されたのでこう呼ばれています。

作り方はとてもシンプルです

材料は

●キャベツ
●タマネギ
●ニンジン
●カボチャ(またはサツマイモ)
 
を各100グラム
これに水1リットルです。 野菜の量が倍なら水量も2リットルにしてください。

全ての野菜を乱切りまたはさいの目に切る。
野菜の皮や種やカボチャのワタは出汁袋にいれて一緒に煮込む。

弱火で20分から30分煮込んだら出来上がりです。
出来たスープは、袋に入れて冷凍すると2週間は保存出来ます。

動画を撮影したので参考に

オンラインファスティングのブログ用に今回撮影したものをこちらでも紹介します。
良ければご覧ください。