腹囲と身長の差は半分までに抑えよう

妊活に取り組んでいるあなたが、もし太っていることを気にしているならこのブログはお役に立つかもしれません。

メタボリックの予測は腹囲・身長比のほうが正確

最近あまり耳にしないメダボリックシンドロームの言葉、内臓周りについた脂肪量を予測する数値として男性は腹囲85㎝女性は90㎝未満が正常とされています。

この数値を超えたら動脈硬化や内臓脂肪の蓄積があるといわれていました。
最近はこの数値とBMIと血圧、血糖、血中脂質の数値に異常があればメタボ健診でメタボリックシンドロームと診断されます。

これより簡単にメタボリックシンドローム予備軍かどうか調べる方法があります。
一般的に《ウェスト身長比》といいます。

隠れ肥満度 をウエスト ÷ 身長 で計算するものです。
この数値が0.5を超えるかどうかで、あなたの隠れ肥満度がわかります。

この数値は子供には適応しないのですが大人の場合は、BMI(ボディマス指数)より正確といわれています。

成人の男女でこの数値が0.5を超えると生活習慣病にかかる割合が増えているという研究からこのウェスト身長比が注目されるようになりました。

妊活をされているあなたは、この数値をチェックして見てくださいね。

内臓脂肪はつく場所が問題なんです

内臓脂肪がつく場所によって健康リスクが変わるというのが医療の常識になっているようです。

中でも肝臓や脾臓内に蓄積した内臓脂肪は、内臓周りに付いた脂肪より健康リスクが高いといわれます。

肝臓が脂肪肝になると、インスリン抵抗性を引き起こす危険性が高くなります。
これは肥満や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とも関連します。

健康診断や血液検査で血糖値が高めの方は、ウェスト身長比とあわせて要チェックです。

 

妊活ファスティングの準備食回復食におすすめの野菜スープ

野菜のファイトケミカルを身体に取り込もう

以前ブログでも紹介したことのあるハーバード大学式野菜スープ(ハーバードスープ)は、妊活ファスティングをおこなう際の準備食やファスティング後の回復食になります。

この野菜スープは、アメリカ国立ガン研究所が中心になって1990年代におこなった《デザイナーフードプロジェクト》のガン予防の可能性がある野菜に選ばれた食材から選択されています。

野菜のファイトケミカルとは、ギリシャ語で《植物の化学成分》という意味です。
植物が虫や鳥などから自らを守るために作り出した成分です。

この成分は、

① 抗酸化作用:活性酸素の働きを抑えて細胞の酸化を防ぐ
② 抗がん作用:遺伝子を傷つける物質の抑制
③ 免疫作用 :免疫力を高めたり、免疫バランスを調整する

などの作用があり、食べることであなたの身体を感染症やガンや生活習慣病から守る力があるといわれています。

それをまとめたものが、デザイナーズフードピラミッド(ファイトケミカル食品ピラミッド)として公表されています。

ハーバード大学式野菜スープ(ハーバードスープ)は、高橋弘医師がハーバード大学医学部の大学院に勤務していたときに考案されたのでこう呼ばれています。

作り方はとてもシンプルです

材料は

●キャベツ
●タマネギ
●ニンジン
●カボチャ(またはサツマイモ)
 
を各100グラム
これに水1リットルです。 野菜の量が倍なら水量も2リットルにしてください。

全ての野菜を乱切りまたはさいの目に切る。
野菜の皮や種やカボチャのワタは出汁袋にいれて一緒に煮込む。

弱火で20分から30分煮込んだら出来上がりです。
出来たスープは、袋に入れて冷凍すると2週間は保存出来ます。

動画を撮影したので参考に

オンラインファスティングのブログ用に今回撮影したものをこちらでも紹介します。
良ければご覧ください。